PBWクリエイター・トライアルワーク

ゲームマスターに
挑戦しよう!

はじめに

こちらはPBWのゲームマスター経験のない方が、その仕組みと書き方を知って、リアクション(リプレイ)の執筆を体験するためのお試しコースです。 ゲームマスターは、プレイヤーとともに物語を作り上げるという、大切で、やりがいのある存在です。とても面白いので、ぜひトライしてみてください。

あかりん

PBW(シナリオ)の仕組み

PBW(プレイ・バイ・ウェブ)は、サイト上で、参加者すべてで物語を作っていく遊び(オンラインRPG)です。 PBWでは、ひとつひとつの物語のことを「シナリオ」と呼びます。 シナリオの遊び方をさらに分解すると、以下の3段階で成り立っています。

【1】
ゲームマスターは、物語の舞台や導入部分を用意します。
=シナリオガイド(オープニング)

【2】
プレイヤーは、キャラクターの行動を決めて提出します。
=アクション(プレイング)

【3】
ゲームマスターは、1と2をあわせてひとつの物語を書き上げます。
=リアクション(リプレイ)

通常のRPG(ロールプレイングゲーム)では、【2】のアクションは「戦う」「逃げる」「道具」「魔法」などの選択肢から選ぶことになりますが、PBWではプレイヤーはこの選択肢に縛られることなく、文章で自由に書くことができます。「説得する」「挑発する」「寝返る」「猫なで声で甘える」「死んだふりをする」などなど、選択肢は無限にあります。 ゲームマスターはアクションをひとつひとつ丁寧に読み込んで、行動の結果どうなるのかを考えていきます。敵を倒せるのか、失敗してやられるのか、敵と親しくなるのか、敵を無視して遊んでしまうのか……。ゲームマスター次第で物語は大きく変わっていくことになります。

シナリオガイドの書き方

シナリオガイドに必要なポイントは以下の3点です。どれかがひとつでも欠けていると参加しづらくなってしまうことが多いので、気をつけましょう。

【スタート】
今置かれている状況(モンスターが現れた/お姫様がさらわれた)

【ゴール】
どうすれば解決となるか(モンスター討伐/お姫様を救出する)

【試練・障害】
解決のために乗り越えるべき課題(武器の調達が必要/城には罠がある)

また、シナリオガイドは一般的に以下の2つの文章から構成されています。

【シナリオガイド本文】
=世界観の[中]を小説風に描くもの

【ゲームマスターコメント】
=世界観の[外]から遊び方やルールを記すもの

シナリオガイド本文では物語の舞台など基本的な情報を出しつつも、なによりも雰囲気や臨場感、プレイヤーのドキドキワクワクを大切にしましょう。よりくわしい情報はゲームマスターコメントの方でわかりやすく整理して記載することができますので、うまく使い分けることができていると、プレイヤーも参加しやすくなります。

ワンランクアップのコツ

参加したくなるシナリオガイドを作るためのコツを、プレイヤーの声を参考にいくつかご紹介します。

  • 何をするシナリオなのか、プレイヤーがパッと理解できるように構成しましょう。
    (状況や場所、課題などの情報が見やすく、わかりやすく整理されていないと参加できません)

  • 興味をそそる謎、心配になる展開などを用意して、プレイヤーの好奇心を刺激しましょう。

  • キャラクターが参加するための動機を用意しておきましょう。
    (どんなに面白くても、自分のキャラクターに関係ないことであれば、なかなか参加できません)

  • キャラクターのできることを限定し過ぎないように、幅を持たせましょう。
    (できること、やるべきことなどが少なすぎると、楽しみ方の幅が狭くなります)

  • 主人公はNPCではなくPC(プレイヤーのキャラクター)であることを意識しましょう。
    (「NPCが何かをする物語」にPCを参加させる形になると、PCが脇役になってしまいます)

リアクションの書き方

ゲームマスターはひとりひとりのアクションをよく読み、プレイヤーに楽しんでもらえるように、よく考えながら書いていきます。

さまざまなアクションをそのままリアクションに反映させてしまうと、物語がまとまりません。みんなが楽しめるように、どのアクションを採用するべきか、判定・選別する必要があります。一般的に「マスタリング」と呼ばれています。

  • 過度な活躍を求めるアクションは採用を控えます。

  • 行動やセリフ、特殊能力や武器などのすべてを採用する必要はありません。

  • 逆に、理由もなくアクションを不採用にしてはいけません。

  • すべてのキャラの描写量を同じ程度にします。(活躍の度合いは、アクションに応じて多少の差がつきます)

  • 他のキャラの言動が決まってしまうアクションは、採用しません。(確定ロールと呼ばれます)

リアクションの文章は、自由に、好きなように書いて構いません。ただ、特に意図やこだわりがなければ、一般的な小説のルールに則って書いた方が読みやすくなります。

  • 段落の冒頭は一文字空けます。

  • 三点リーダは「・・・」ではなく「……」とします。

  • 「?」や「!」の後は一文字空けます。(セリフ「 」の最後は一文字空けません)

  • セリフ「 」の最後は、句点「。」が不要です。

ワンランクアップのコツ

よりよいリアクションになるためのちょっとしたコツを、プレイヤーの声を参考にいくつかご紹介します。

  • キャラクターとキャラクターが会話したり協力したり、なんらかの接触の機会を用意しましょう。
    (キャラ同士の交流があると物語としてのまとまりが生まれます)

  • キャラクターひとりひとりに、しっかりとした見せ場を作りましょう。
    (キャラクターひとりひとりが主人公です。そう思える瞬間がひとつはほしいものです)

  • 【おまけ】無理することなく、執筆を楽しめる環境で取り組みましょう。
    (PBWクリエイターは、趣味と仕事のバランスが大切です。自分を追い込む必要はありません)

【実践編】リアクションを書く!

いよいよ実践編。実際に「リアクション」を書いてみましょう。 今回は、リアクションの文字数は2400~3000文字(1キャラクターにつき800~1000文字)とします。実際に求められる文字数は運営されているPBWによってもまちまちですが、ゲームマスターは長すぎず、短すぎず、適度な長さで書くことも求めらます。 世界観は、コンパクトな新作PBW『BLACK DANDELION』をベースとします。トライアル=お試しなので、厳密なルールなどはありません。固有名詞や専門用語を覚える必要はなく、こちらのティザーサイトで“雰囲気”を掴めばOKです。 本来はシナリオガイドを書くのもゲームマスターの大切な役割ですが、このトライアルワークは「リアクションを書くこと」に挑戦するのが趣旨なので、簡単なシナリオガイドをこちらで用意しました。以下のボタンから[トライアルシナリオ]を読んで、実際にリアクションを書いてみましょう。

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